トップページ > 目指せプロセラピスト!エステ・マッサージ留学にお役立ち情報 > マッサージの基礎知識 精油(エッセンシャルオイル)とは
ハワイのスパやサロンでも人気のオイルマッサージ。当スクールのプログラムでも、オイルマッサージを学びます。
オイルマッサージに欠かせないのが、精油(エッセンシャルオイル)。アロマテラピーが広まったこともあり、精油は一般の人にも身近なものになりました。
では、精油とはいったいどんなものなのでしょうか。
「精油(エッセンシャルオイル)」は、植物から抽出した天然の素材のこと。油という字が付いていますが、ごま油やオリーブオイルなどの油脂とは成分が異なります。植物の花や葉、根などから抽出した香り高い有機化合物の集まりです。
人間の体に有効な成分が含まれているとされ、マッサージにもよく使われます。精油の豊かな香りは、緊張を解きほぐしリラックスさせてくれます。
精油と似たようなものに、「アロマオイル」というものがありますが、こちらは植物の抽出液をアルコールに溶かしたり化学合成して作られた、香りを楽しむためのオイルですのでマッサージに使うことは出来ません。マッサージに使えるのは、100%天然素材である精油です。
精油(エッセンシャルオイル)には、健康や美容に有効な成分が含まれていますが、直接肌に付けてはいけません。刺激が強すぎて、肌が赤くなったりかぶれたり、皮膚疾患の原因となってしまいます。
精油をマッサージに使用するときは、微量を植物油で希釈して皮膚に塗布します。オイルマッサージでは、ベースとなる植物油と精油の相乗効果が期待出来ます。
また、揮発性があるため瓶のふたを開けたままにしていると、どんどん減ってしまいます。空気と触れることで酸化し、劣化を早めることにもなってしまいますので、精油(エッセンシャルオイル)が入った瓶のふたは、開けたらこまめに閉めるようにしましょう。
ベースとなる植物油に精油(エッセンシャルオイル)を希釈したオイルマッサージ用のオイルは、植物油と精油の相乗効果でマッサージをより充実したものにさせます。精油の香りには、心身共にリラックスさせてくれる効果や、気分を明るくさせてくれる効果もあります。
サロンによっては、マッサージの前にお客様に好みの精油を選んで頂き、オイルマッサージを施すところもあります。プロのセラピストは、マッサージの技術はもちろんお客様とのコミュニケーション能力も大切です。
当マッサージスクールのプログラムでは、お客様との接し方も実践的に学んでいきます。ハワイで英語でのコミュニケーションスキルも身に付けましょう。
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